左右の顔の非対称 下顎骨の左右の変形に伴う交叉咬合、 (左右のすれ違いの噛み合わせ)、中下顔面と呼ばれる顔のゆがみ。
なぜ、左右の非対称が起きるのでしょう。
生まれつきの骨格の奇形を除いて、人間は、生まれた時、左右対称に生まれつきます。
左右の下顔面の変形の原因はい
くつか考えられます。
発育成長のさかんな学童期、小中高のいずれかにあります。顔の下半分、下顎骨を含むケガ、外傷、片側噛みと姿勢にあります。
これが中下顔面、いわゆる顔がゆがんで見える結果となるのです。
顎のケガと外傷はしかたありません。
片側噛みのクセと、姿勢についてはふだん注意していれば顔のゆがみは防げたかもしれません。
正面からの顔のゆがみ
日本人の場合8割以上の方がレントゲン検査をすると左の顎の骨が長く右の顎の骨が短い場合が多く見られます。そうすると上下の前歯の中心は下の前歯が右
へ、上の前歯が左へずれています(イラストは対面した形で描かれています)。これを骨格性中下顔面変形と言います。いわゆる顔のゆがみです。
実際の正面からのX線写真です。
写真の見方は向かって左が実際の右側で、向かって右側が実際の左側になります
(対面投射されています)。
もっとよくわかるようにX線写真をトレースしてみました。
左右の下顎骨支の長さが右側が64mm 左側が76mm で左右差がなんと-12mmもあります。
又、関節窩と呼ばれる下顎骨を受ける位置の左右差も-10mmもあります。
結果的に下顎の前歯が向かって左(右側へ)ずれるのです。
外科的矯正術の基準
左右の下顎骨の長さの差5mm~10mm以内ボーダーライン。この差が10mmを越えるとワイヤーを用いた歯列矯正治療のみで上下の歯列を噛み合わせる事は難しくなります。
これが顔がゆがんで見える正体でした。もちろん中には咬合(噛み合わせの左右のずれ)だけで左右の顔がゆがんで見えるものもあります。この場合には、咬合(噛み合わせの左右のずれ)だけ治せば良い事になります。顔(中下顔面)のゆがみの原因はいったい何でしょう?
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外科矯正は大学病院で・・・
骨格性下顎前突症、反対咬合で外科的矯正が必要な場合、又は、顎変形症、育成医療での歯列矯正治療の対応はしておりません。
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指定医療機関での受診をお勧めします。
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